Kaishoku — Business Model

会食ビジネスモデル|お金回りの可視化

事業=「会食を科学する」セッティング業(クレイジーウェディングの会食版※社名要確認)。 収益エンジンは3層 ── フェーズ1=セッティング手数料(他者のハイエンド空間の空き時間に会食を差し込む・在庫ゼロの労働集約モデル)、 フェーズ2=物件ストック(会員権 or オーナーシップ)、EXIT=事業売却。 現金と利益がどう回るかを内部検討用に表とCSS図で整理します。

PHASE 1 — NOW
セッティング手数料
空き時間に差し込む。原価+マージン。現金は薄いが在庫リスクゼロ・即開始可能。
PHASE 2
物件ストック
箱を押さえ会費/利用権/宿泊を載せる。現金は厚いが資本・運営負荷が重い。
EXIT
事業売却
貯めた顧客・体験・ソフト在庫を、同じ顧客の都内会食ニーズを持つ宿泊会社に売る。
出典: kaishoku_business_model.md / 起点: mtg_20260615_hashida_kaishoku_pivot.md(会食ピボット回)
⚠️ 本資料の数値は全て「仮置き・要検証」。固有名(クレイジーウェディング/スペースマーケット/大和ステイ 等)は誤変換含み※要確認。露骨表現は使わず、健全な会食=呼べる・もてなせる・特別な体験 に顔を置く。
Money Flow — One Diagram

CRAZY WEDDING の会食版:お金の流れ

私たちは箱を持たない。会場確保から当日まで束ねる ── 式場を持たないクレイジーウェディングと同じ「アセットライト」な型です。 ホストから受け取ったセッティング料を、空間オーナーと作り手へ配分し、差額+企画料が利益。 金額はすべて仮置き・要検証(個別見積)です。

CRAZY WEDDINGの会食版 お金の流れ図 中央の会食プロデュース(スーパー幹事×AI)が、左のホストからセッティング料を受け取り、右の空間オーナーと作り手へ配分し、差額と企画料を利益とする。良い体験が紹介・リピートを生み空間と作り手のネットワークが広がるフライホイールと、ソフト先行→物件→EXITのフェーズ時間軸を示す。 ① 1案件のお金の流れ — 私たちは束ねて配分、差額+企画料が利益 HOST / CUSTOMER ホスト / 顧客 接待・採用・投資家・お祝い … 「外したくない一席」を発注 WE — SETTING 会食プロデュース スーパー幹事 × AI 箱を持たない=アセットライト セッティング料 原価+企画マージン(個別見積) RESOURCE ① SPACE OWNER 空間オーナー 埋まらない“空き時間”を提供 RESOURCE ② MAKERS 職人・シェフ・演出 出張で手配(参加費・出演料) 賃料 / レベニューシェア =空き収益化(仮置き) 手配料 / 出演料 出張ベース(仮置き) 利益 = 受取額 −(賃料+手配料)+ 企画料 = CRAZY WEDDING と同型 式場を持たず会場確保〜当日を束ねる ② フライホイール — 良い体験が回るほどネットワークが太る 良い会食 の循環 良い体験 紹介・リピート 空間・作り手の網が拡大 さらに良い会食 ③ フェーズ(時間軸) — ソフト先行 → 物件 → EXIT NOW TIME → PHASE 1 — NOW ソフト先行 セッティング手数料 空き時間に差し込む 在庫ゼロ・労働集約 フロー収益(個別見積) PHASE 2 物件 会員権 / ストック 箱を押さえ会費を載せる 資本・運営負荷 大 ストック収益(仮置き) EXIT 事業売却 宿泊会社へ売却 貯めた顧客・体験・ ソフト在庫を一括評価 一括キャッシュイン フェーズ1で顧客・体験・ソフト在庫を貯める → 物件・EXITで一括回収。
顧客 → 私たちへの支払い(受取) 私たち → リソースへの配分(支払い) EXIT(一括売却)
⚠️ 図中の金額・条件はすべて 仮置き・要検証(個別見積)。「セッティング料=原価+企画マージン」「賃料/レベシェア」「手配料」の各水準はオーナー・作り手との条件次第で大きく動きます。固有名(クレイジーウェディング 等)は ※要確認。下段に内訳テーブルを掲載。

0お金の構造(一言サマリー)全数値 仮置き

価格の根拠は「社員人件費との比較」ではなく 「僕らしか押さえられない箱/できないこと」=希少性。 富裕層にとって2〜3万は誤差で、効くのは「楽しそう」「誰に誘われたか」「希少な時間」(議事録§7・仮説7)。
3
手数料 → 物件ストック → 売却EXIT
¥0在庫
フェーズ1は箱を建てない/持たない
~23%
1件粗利率(3割増し例・仮置き)
面倒
「めっちゃ面倒くさい」=参入障壁=堀

1ユニットエコノミクス(1回の会食=1案件)仮置き

議事録ToDo §9-4の例 ── 会場100万+寿司等100万=原価200万 → 3割増しで260万請求 ── を起点に、原価とマージンを分解します。
原価+マージン構造(中規模・議事録の例)
約234〜260万円 請求
会場費
ソフト原価
マージン
会場費ハイエンド空間の空き時間借上(変動原価)
100万変動原価
ソフト原価出張寿司 等 1万×20名=20万 + 解体/バー等の演出(変動原価)
80万変動原価
我々のマージン原価×0.3(3割増し例)=セッティングの対価(粗利)
54〜60万粗利
約180〜200
原価小計
約54〜60
1件あたり粗利(マージン)
約23%
粗利率(対請求額)
⚠️ 会場100万・寿司1万/人・3割増しは全て仮置き(議事録§9-4・§10で「仮置き」明記)。実際の会場費はオーナーとのレベシェア条件次第、ソフト原価は職人の参加費次第で大きく動きます。粗利から自分の人件費・営業コストを引いた純利益はさらに小さくなる点に注意。

1-2. 粗利率の置き方(3つの考え方)仮置き

価格設定は「原価×掛け率」だけでなく 価値ベース も併用。どれを採るかは案件のシーン(接待/採用/投資家/プライベート)と希少性で変えます。
方式計算ロジック粗利率レンジ(仮)向くシーン
(A) 原価マークアップ原価 ×(1.2〜1.5)17〜33%相見積もりが効く案件・初期の信頼構築期
(B) 固定セッティングフィー原価 + 定額(例 30〜80万/件)案件規模で変動「面倒くさいを肩代わり」の対価が明確な案件
(C) 価値ベース(希少性)「ここしか押さえられない箱」前提でWTP上限へ30〜50%+一点突破の特別体験・他で代替不可な箱
方針:初期は (A)+(B) で信頼を作り、「僕らしか押さえられない箱」が確立した案件から (C) に寄せる(議事録§9-4の価格思想=人件費比較ではなく希少性訴求)。

1-3. 案件規模あたり 粗利イメージ仮置き

案件規模原価(仮)掛け率/フィー(仮)請求額(仮)1件粗利(仮)
小(少人数・既存箱)30万+定額30万60万約30万
中(議事録の例)180〜200万×1.3234〜260万約54〜60万
大(貸切・複数ソフト)400万×1.35〜価値ベース540〜600万約140〜200万

2「空き時間差し込み」の三者のお金の流れ仮置き

議事録§3 ── ハイエンド物件はリスティングしても埋まらない → 空き時間を我々が集客して埋める。 三者とも「やる前はゼロ」だったところに価値が生まれる構造が、この差し込みモデルの強みです。
PAYER
ホスト or 参加者
会食代を支払う(ホスト一括 or 参加者割り)
会食代 例 260万 / または 1人2〜3万×人数
SETTING
我々(セッティング業)
集客力とオペ代行の対価=マージン取得(粗利 例 54〜60万)。在庫を持たず・箱を建てずに収益化。
▼ 会場費 例 100万
OWNER
スペースオーナー
本来ゼロ収入だった遊休枠が現金化=臨時収入。損がない。
▼ ソフト原価 例 80万
SOFT
ソフトの作り手
出張料理・演出等の参加費/出演料(例 寿司1万/人)。普段と違う場での仕事。

2-1. 三者の立場とインセンティブ

プレイヤー得るものお金(仮置き)インセンティブ
スペースオーナー遊休時間の収益化(本来ゼロ収入の枠が現金化)会場費を受領(例 本来0円の空き枠で50〜100万/回)稼働ゼロの時間が「臨時収入」になる=損がない
参加者/ホスト普段使えない特別な箱での体験・もてなしの成功会食代を支払う(下記2-2の負担方式)希少な場・記憶に残る体験
我々(セッティング)集客力とオペ代行の対価マージン/手数料を取得(§1の粗利)在庫を持たず・箱を建てずに収益化

2-2. 「誰が払うか」の2方式

方式仕組み1人負担(仮)向くシーン留意点
ホスト持ち主催者が全額負担。我々はホストに一括請求総額負担
(例 234〜260万)
接待・採用・投資家・受注目的(裏に明確な目的がある会食)請求一本化で回収が楽。WTPは「目的の価値」次第
参加者割り1人あたり定額で頭割り2〜3万〜
(富裕層は誤差)
仲間内・プライベート・コミュニティ会食集金オペが煩雑 → 決済代行で巻き取る価値あり
富裕層は1回2〜3万は誤差(議事録§7)。よって参加者割りでも価格抵抗は低いが、ビジネス目的の会食は「ホスト持ち」が主軸になりやすい(目的=受注/採用ならホストが投資として負担する)。

3フェーズ別 収益モデル(現金と利益のイメージ)仮置き

議事録§2のフェーズ戦略に沿う。フェーズ2の数値は urban_hybrid 構想書の仮説を引き継ぐ(所有3案 X/Y/Z 未決)。
PHASE 1 — NOW

セッティング手数料

収益タイプ
フロー(労働集約・案件ごと)
現金の入り方
案件ごとに都度(薄く・回数依存)
主な原価
会場費+ソフト原価+自分の工数
資本負荷
極小(在庫ゼロ・箱を持たない)
リスク
スケールが工数に縛られる
狙い顧客・体験・ソフト在庫を貯める
PHASE 2

物件(会員権/オーナーシップ)

収益タイプ
ストック(会費/利用権)+フロー(会食/宿泊)
現金の入り方
入会金/会費で先行回収+稼働で積み上げ
主な原価
物件取得/リノベ+運営人件費+食材光熱
資本負荷
(2億規模・所有3案で変動/仮置き)
リスク
資材高騰で「今建てる」リスク高
狙いコミュニティ価値・ストック化
EXIT

事業売却

収益タイプ
一括(売却対価)
現金の入り方
クロージング時に一括
主な原価
売却コスト・仲介
資本負荷
リスク
EXIT先の都内会食ニーズ評価次第
狙い同じ顧客の都内会食ニーズを持つ宿泊会社へ

3-1. フェーズ1 月次イメージ(一例レンジ)仮置き

シナリオ月間件数平均1件粗利(仮)月次粗利(仮)年次粗利(仮)
立ち上げ期2件/月40万約80万約960万
巡航期4件/月60万約240万約2,880万
拡大期(幹事×AIでレバレッジ後)8件/月60万約480万約5,760万
⚠️ 件数・単価・粗利は全て仮置き。労働集約のため「月間件数」は一人の幹事が捌ける上限に縛られます(§5のスケール論点に直結)。粗利から自分の人件費・営業コストを引いた純利益はさらに小さくなります。

3-2. フェーズ2の現金/利益(urban_hybrid 仮説の引き継ぎ)仮置き

項目内容(X案ベースの一例・仮置き)
出資/会員側1人500万 × 20〜40人 = 1〜2億規模(所有3案 X/Y/Z 未決)
年売上(仮)約 1.5〜1.6億
純利益(仮)約 4,500〜6,000万
回収(仮)4〜5年
⚠️ これらは X案ベースの一例。Y(利用権)/Z(ハイブリッド)では会員数・課金・出口設計が変わります。確定PLは物件・営業時間・客単価を確定してから(urban_hybrid §3末尾の注記)。林税理士インプットも「節税・回収率は仮置き」(確定事項)。

4価格設定の考え方(WTPと訴求軸)仮置き

「何と比較されるか」を設計する。"押さえられない箱"を前提にすると、比較対象そのものが消えます。
ダメな比較軸(避ける)
  • 社員の人件費でやれば安い
  • 普通の高級店の単価
  • 時間あたりコスト
狙う比較軸(訴求する)
  • そもそも僕らしか押さえられない箱/できないこと(代替不可=比較対象が消える)
  • 高級店では作れない記憶・物語・インパクト(議事録§6)
  • 富裕層に希少なのは時間=面倒を肩代わりする価値(§9-4)

4-1. WTP(支払い意欲)の前提

前提含意(お金への効き方)
1回2〜3万は誤差価格そのものより「楽しそう」「誰に誘われたか」で動く(議事録§7)
ビジネス目的の会食裏に受注/採用/投資/関係構築=ホストにとって「投資」。投資対効果と比べれば会食コストは小さい → 高単価でも合理化される
時間と金に余裕がある層パワフルに金を使う層が高WTP(§7)
4-2. 「やりすぎ注意」と価格の関係:過剰演出・囲いすぎ・ラグジュアリーすぎは(working §1)。「高ければ良い」ではない ── シーンに合わせて場のグレードを引く判断が必要(上場企業社長の会食に過剰演出は逆効果)。価格は希少性 × シーン適合で決め、盛り過ぎない。

5スーパー幹事 × AI でスケールする仮説・仮置き

労働集約がボトルネック(一人の幹事が捌ける案件数が収益上限)。 ただしこの面倒くささ自体が参入障壁=堀。安易な完全自動化で堀を捨てない。AIは幹事を「3〜4倍」にするレバーであって、人を抜く方向には振りません。
幹事の処理数
AIで増やす(同時進行件数)
×
1件あたり粗利
希少な箱で上げる(WTP)
=
フェーズ1の収益
=伸ばすレバーは2つだけ

5-1. 打ち手=レバー一覧

LEVER 01

AIパターンマッチ提案

「このシーン×予算 → この箱・この演出・この手土産」を高速提案。最終判断は人間。提案/見積の所要時間を短縮 → 同時進行案件を増やせる。

LEVER 02

事前ヒアリング代行

フォーム/チャットでアレルギー・要望を自動回収(ウェディングプランナー的価値)。段取り工数を圧縮 → 1件あたりの拘束時間を削減。

LEVER 03

ソフト在庫の標準化

組み合わせ可能な「ソフト在庫」をカタログ化。都度ゼロから組まない → 再現性とスピード向上。

LEVER 04

コンシェルジュへ提供

自分でツールを使うより、既に顧客を持つカード会社コンシェルジュ等にAIを提供し3〜4倍働かせる。自社幹事の人数を増やさず処理総量を拡大。

LEVER 05

手土産レコメンド

相手の状況からおすすめを提案。「相手が自分を考えてくれた」という核を、薄く広く全案件に楔として付帯。

LEVER 06

真のスケールはP2/EXITで

フェーズ1はスケール装置ではなく、顧客・体験・ソフト在庫を貯める助走。真のスケールはフェーズ2(ストック化)とEXIT(一括売却)で取りに行く。

6検証すべき お金回りの仮説(次アクション)

#検証する仮説検証方法
1会場費のレベシェア条件(オーナーは空き枠をいくらで開放するか:無料〜定額〜売上%)大和ステイ初回無料の可能性※要確認。オーナー個別ヒアリング
2掛け率/フィーの受容度(3割増しは顧客に通るか)ヒアリング Q5・Q10(WTP)で検証
3負担方式の実態(ホスト持ち/参加者割りのどちらが普通か)会食ヘビー層へのヒアリングで事実確認
41件あたり真の工数(下見・ヒアリング・当日込み)実測し「捌ける件数上限」を確定 → 月次モデルを更新
5フェーズ2移行の閾値(何件/月・何顧客たまったら物件投資が正当化されるか)urban_hybrid のPL前提と接続して判定

7関連リンク

BOARD
🍽 会食ボード
ハード×ソフト×シーンで一点突破を探す。目安スコア+候補 K1〜K11。
PROPOSAL
こんな会食、できます。
ユーザー向け提案 v0.1 たたき台(対外露出は要精査)。
MATRIX
都心ハイブリッド マトリックス
フェーズ2(物件・所有3案)の前提と接続するPLマトリックス。
一次: kaishoku_business_model.md / 起点: mtg_20260615_hashida_kaishoku_pivot.md(会食ピボット回) / 接続: urban_hybrid 構想書(フェーズ2仮説)
⚠️ 本資料の数値は全て「仮置き・要検証」。会場100万/寿司1万/3割増し・月次レンジ・フェーズ2のPLは確定値ではありません。固有名(クレイジーウェディング/スペースマーケット/大和ステイ/NOT A HOTEL/海と/YAMATO 等)は誤変換含み※要確認・断定しません。
フェーズ1=差し込み手数料(労働集約・在庫ゼロ)/フェーズ2=物件ストック(urban_hybrid 仮説引き継ぎ・所有3案未決)/EXIT=事業売却。「都心の別荘」第1候補・「やりすぎ注意」・露骨表現禁止は不変。
Villa-OS Internal — Kaishoku Business Model(お金回りの可視化)。社内/橋田向け検討資料。